英語で「homeopathy」と綴ります。
homeo(同じ)+pathy(病)=homeopathy(同種療法)ということです。
「どういうこと?」と思われるでしょうね。一言で説明するなら、「似たものが似た症状を治す」自然療法のことです。まだ分かりませんよね?
では、まずイメージ的な説明をしてみます。ある夏の暑い日。外気温が35度を超える猛暑日です。そのままでは暑くてぐったりしてしまうような日、あなたならどうしますか?クーラーをガンガンきかせたお部屋で読書やお昼寝、パソコン、テレビ…。
これが一般的な対処法ですね。
でも一日中クーラーの効いたところにいると夜になってから、妙に体がだるくなったり食欲がなくなったりしたことありませんか?
暑くてどうしようもない時の対処法がもう一つあります。
熱中症対策をしながら大汗をかくことです。
大掃除や草刈りなどの労働、ジョギングなどのエクササイズでもかまいません。その最中は暑くて大変ですが、その後、心身ともにすがすがしくなります。元の暑い状態を上回るほど暑い状態にすることですっきりしました。
これがホメオパシーのイメージです。
しょうがのしぼりジルを少し薄めて飲むと喉の痛みが緩和されます。これもホメオパシー的対処法です。
精神的なことでも同じ。あなたが入試に失敗して落ち込んでいたとします。たまたま2回目の入試に失敗した人と話す機会がありました。その人は「がっかりしたけど、もう一度頑張る。」と言っています。あなたはきっとどんな励ましよりその人から勇気をもらうはずです。
自分と似た状況で、さらに少しだけ過酷な状況の人に接することにより、自分を取り戻すことが出来ました。これもホメオパシー的です。
少しイメージがつかめましたか?