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レメディとは

ホメオパシーで使われる小さな砂糖玉のことです。

「ええっ?砂糖玉で病気が治るの?」

もちろんただの砂糖玉ではありません。

プルービングされた物質を薄め、その液体がしみ込ませてあります。ハーネマンは、当初原物質をそのまま患者さんに与えていました。ところが、原物質では、副作用が強く、患者さんが苦しむことになったのです。

そこで、現物質を水とアルコールで薄め、さらに薄めるたびに振とうさせることにより、薬効を失わず、副作用もでないことを発見しました。どのくらい薄めるかといいますと、一般によく使われる30cというレメディの場合、その濃度は  1/1060  です。

当然ですが、原物質は残っていません。トリカブト、ヒ素、毒蛇など、毒のものがとても多いのです。

「えーっ、毒なの?そんなもの飲んで大丈夫なの?」

はい、大丈夫です。

先程述べたように、既に分子さえ残っていないほど、薄めてあるのですから。

「そんなに薄めてあるのに、どうして効くの?」

レメディは一般の医療で使われている薬とは違います。

私たちが今ここにこうして生きていられるのは、バイタルフォース(生命力)と呼ばれる力が働いているからです。それが無くなれば、死を迎えることになります。

そのバイタルフォースが乱れてくると、病にかかり、様々な症状が出てくると、ホメオパシーでは考えられています。

レメディは、このバイタルフォースに刺激を与えてくれます。トリカブトを飲んだ時に現れる症状と似た病に罹っている人にトリカブトから作られたレメディを飲んでもらうと、バイタルフォースにその情報が伝わります。
すると、これは大変ということで元の状態に戻す力が働き、元気になっていくのです。

「では、間違ったレメディを飲むとどうなるの?」

変わりません。

それ以上悪くなったり、よくなったりしないのです。ただ、間違った同じレメディを長期間飲み続けると、原物質で引き起こされる症状が起きることもありますので、注意が必要です。

ご自分でレメディを試される前に、ぜひセルフケアセミナーを受けていただくことをお勧めします。